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IBT試験におけるカンニングのリスクとは?不正の防止方法について解説

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IBT試験におけるカンニングのリスクとは?不正の防止方法について解説

IBT試験を導入したいと考えていても、なかなか移行できないケースも多くあります。
IBT試験はオンラインで試験が行える新しいスタイルとして定着していますが、
カンニングによる不正などを考えて実施に踏み切れない企業や学校も珍しくありません。
この記事では、IBT試験の基本的な概要と、カンニングによるリスクや不正防止方法を解説します。

 

 

1.IBT試験とは

IBT試験とは、「Internet Based Testing」の略称で、インターネットを使ってオンライン試験を実施する方法です。
基本的に受験者がそれぞれの自宅でパソコンやタブレットを使い、試験問題を解きます。

時間や場所を問わずに受験できるため、入国制限下でも海外から受験できるなど、受験者の間口が広がる試験方法です。
また、試験会場の準備が必要なくなることや受験者数に制限がないなどのメリットもあります。

2.IBT試験とCBT・PBTの違い

IBT試験と混同されやすいCBT・PBT試験に関する概要と、IBT試験との違いについて解説します。

CBTとは

CBTは「Computer Based Testing」の略称で、コンピューターに表示される試験問題を解く方法です。
IBTと違い、一般的に「テストセンター」と呼ばれる会場で試験を受けることが多い特徴があります。
CBT試験は監視しやすく受験者の環境を等しくできることから厳格性・公平性が保てるため、IBT試験の上位互換的な試験方法です。

PBTとは

PBTは「Paper Based Testing」の略称で、問題用紙と答案用紙を使った従来の試験方式です。

マークシート方式であれば、大勢の受験者が同じ問題を受けるため管理が簡単といったメリットがあります。
また目視で本人確認ができ、試験会場で試験官が巡回することで簡単に不正を防止可能です。

一方でコロナウィルスの影響や、受験者の負担軽減、試験問題の多様化などを理由に採用されることが減りつつあります。

3.IBT試験におけるカンニングのリスクについて

IBT試験は、以下のようなさまざまなメリットがあります。

・スピーディに採点と合否判定ができる
・受験者に移動や宿泊にかかるコストかけさせない
・感染予防につながる

 一方で自宅にて試験を受けるというシステムのため、監視の目がなければ不正へのハードルが下がりやすく、
問題漏洩・カンニングなど不正が発生しやすいです。
そのため、試験を実施する際にはどのようなカンニングが行われるのか把握し、それぞれの対処法を知るのがポイントです。

4.IBT試験で行われやすいカンニング

IBT試験で発生しやすいカンニングのパターンとして、次の手法が考えられます。

・カンニングペーパーを使う
・インターネットを使う
・なりすましによる受験

ここでは不正を助長するので具体的な方法の明言は避けます。

昔からあるカンニングペーパーの使用だけでなく、
IBT試験ではインターネットの使用・なりすましによる受験が増加傾向です。
特に替え玉受験は、試験会場で行う試験よりも本人確認が行いづらいIBT試験で起こりやすいです。

5.IBT試験のカンニングを防止する方法

IBT試験のカンニングを防止するために、おすすめの方法を紹介します。

Webカメラを使った遠隔監視による防止

IBT試験では、Webカメラを使って受験中の状況を監視してカンニングを防止することが考えられます。
受験中の机に不要なものが置いていないか、事前に提出された本人写真と受験中の画像に相違がないかで不正のチェックが可能です。

 また、カメラでリアルタイムの映像を映すようにすれば、自宅での受験でもカンニングを防止・発見できます。
一方で、カメラの数が1台だけだと死角ができてしまい、カンニングを防ぎきれない可能性も少なくありません。

試験の様子を録画して後にチェックする方法

監視に避けるリソースが少ない場合には、試験を録画して後で不正がないかチェックする方法もあります。
録画した画像は何度でも確認できるため、カンニングの予兆を見逃しづらいメリット点がメリットです。
CBT・PBTなど現地でも確認できなかった不正を、試験終了後に発見できる可能性があります。

 録画のチェックは担当者が目視で確認するだけでなく、AIでも確認可能です。
受験者が多ければAIにチェックさせることで、担当者の負担を大きく減らせます。

各種AIを使った防止策

IBT試験では、各種AIを使ったカンニング防止策にも使用されています。
たとえば、受験者の視線を確認して、不自然な位置を見ていないかチェックするAIや、試験に不要なものが近くに置かれていないか判断するAIなどがあります。また、本人認証をし替え玉を検知するAIや、入れ替わりなどを防ぐため離席状況をチェックするAIなどAIによる対応は幅広くあります。AIを使用することで担当者の労力を減少させ、監視に必要な人員も最小限にできます。

6.IBT試験のカンニング防止は「スマート入試」の利用がおすすめ

IBT試験のカンニング防止には、「スマート入試」が簡単に導入できるためおすすめです。
スマート入試の特徴について、紹介します。

2台のカメラと7種のAIでカンニングを防止する

スマート入試は、2台のカメラと7種のAIを使ってカンニングを防止しています。
「物体検知」「視線検出機能」「本人認証」などが行える不正検出AI、テキストマイニングで
不正を発見する音声認識AI、試験中のパソコンに不具合が発生した場合にも監視を継続できるPC画面認識AI、サブカメラを使って
死角となりやすい部分をチェックする物体検知AIが利用可能です。

カメラ1台では死角を作ってしまうケースが多いですが、カメラが2台あるため広範囲を監視できます。

特別なソフトウェアのインストールなどは不要

スマート入試の利用時には、特別なソフトウェアや専門機器が必要ありません。
そのため、スピーディかつ簡単に、IBT試験でカンニングを防止できる環境を構築できます。
取り組み開始から、最短1か月の期間で導入が可能な点がメリットです。

専任スタッフがサポートしてくれるため、機械が苦手な担当者でも安心して調整作業を行えます。
手持ちのパソコンやスマートフォンから利用できるため、受験生もシステムの設定作業など最小限の負担で受験可能です

豊富な実績があるため安心して使える

スマート入試は1983年に設立されており、38年の長い歴史を持ちます。
教育機関・企業の団体受験・公開試験など、2021年3月までに328万人が利用しました。

2020年度だけでも12.4万人が利用しており、オンライン試験の需要増加にも対応しています。
2019年度時点で、1,960会場と提携している点も信頼につながるでしょう。
このように、豊富な実績とノウハウがあるため、サポートにも期待できます。
はじめてIBT試験を導入する場合でも安心して利用可能です。

7.まとめ

この記事では、IBT試験の概要とカンニングのリスク・パターンについて解説しました。
IBT試験はインターネットを利用し自宅で試験を受けるため、コストは削減できますがその分カンニングリスクが高まります。
そのため本人確認・Webカメラによる監視など、強固なカンニング防止システムが必要です。

 

IBT試験で簡単に不正防止対策をしたい場合、スマート入試を利用してみてください。
スマート入試はインストール不要で手軽にオンライン試験を導入でき、さらに2つの監視カメラと7つのAIによる
強力な不正監視機能が搭載されている点がメリットです。



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