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試験・検定のDX化ガイド|実施方式のメリット・デメリット比較と、人的コストを抑えつつ「不正ゼロ」を目指す方法

試験・検定のDX化ガイド|実施方式のメリット・デメリット比較と、人的コストを抑えつつ「不正ゼロ」を目指す方法

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試験・検定のDX化ガイド|実施方式のメリット・デメリット比較と、人的コストを抑えつつ「不正ゼロ」を目指す方法

試験・検定のDX化では、PBT、CBT、IBTの違いを理解したうえで、試験の重要度に合った実施方式と不正対策を選ぶことが重要です。

紙試験であるPBTは、対面で監督できる安心感がある一方、会場手配、印刷、配送、採点、答案管理などに大きな人的コストがかかります。CBTは採点や結果管理を効率化しやすい一方、テストセンターの利用料や座席数の制約があります。IBTは自宅や職場から受験でき、運営コストを抑えやすい方式ですが、本人確認やカンニング対策、替え玉受験対策が欠かせません。

特に近年は、生成AI、外部ツール、リモート操作、スマートフォン利用など、オンライン試験ならではの不正リスクも想定する必要があります。単に試験をオンライン化するだけでは、試験の公平性や認定価値が損なわれる可能性があります。

そこで重要になるのが、AI監視、顔認証、複数カメラ、画面監視、音声認識、ログ取得を組み合わせ、不正を起こしにくい環境を設計することです。

本記事では、試験・検定の主要な実施方式であるPBT・CBT・IBTのメリット・デメリットを比較し、人的コストを抑えながら「不正ゼロ」を目指すための具体的な方法を解説します。あわせて、2つのカメラとAIを活用して不正を抑止・検出するオンライン試験監視システム「スマート入試」の特徴も紹介します。

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 目次

  1. 試験・検定のDX化や不正対策に不安がある方へ
  2. 試験・検定のDX化とは
  3. 試験・検定の主要な3つの実施方式
  4. PBT・CBT・IBTのメリット・デメリット比較
  5. IBT導入を阻む主な不正リスク
  6. 人的コストを抑えながら「不正ゼロ」を目指す方法
  7. 試験DXを進める際の導入ステップ
  8. オンライン試験システムを選ぶ際のチェックポイント
  9. 試験方式別の比較表
  10. スマート入試で試験・検定のDX化を支援
  11. まとめ|試験・検定のDX化は、コスト・利便性・厳格性のバランスが重要

試験・検定のDX化や不正対策に不安がある方へ

試験・検定をオンライン化する際は、受験者の利便性だけでなく、本人確認、カンニング対策、替え玉受験対策、録画・ログ管理、受験者サポートまで含めた運用設計が必要です。

「スマート入試」は、2つのカメラとAI監視により、PCカメラの死角や生成AIを使った不正リスクにも対応できるオンライン試験監視システムです。入学試験、入社試験、昇進・昇格試験、資格試験、認定試験、検定試験など、重要度の高い試験のDX化を支援します。

試験・検定のDX化とは

試験運営をデジタル化し、効率性と公平性を両立する取り組み

試験・検定のDX化とは、従来の紙や会場中心の試験運営を、デジタル技術によって効率化・高度化する取り組みです。

具体的には、以下のような業務をデジタル化します。

・受験申し込み
・受験者管理
・本人確認
・問題配信
・解答回収
・試験監視
・採点
・結果通知
・認定証・合格証発行
・録画・ログ管理
・試験結果の分析

紙試験では、会場確保、問題冊子の印刷、配送、答案回収、採点、保管など、多くの業務が人手に依存します。試験・検定をDX化すれば、これらの業務を効率化し、運営担当者の負担を軽減しやすくなります。

ただし、試験は合否判定や資格認定、人材評価に関わる重要な仕組みです。効率化だけを優先すると、カンニングや替え玉受験、問題流出などによって、試験の信頼性が損なわれる可能性があります。

そのため、試験・検定のDX化では、運営効率化と不正対策をセットで設計することが欠かせません。

DX化の目的は「オンライン化」だけではない

試験DXというと、「紙の試験をオンライン試験に変えること」と考えられがちです。しかし、本来の目的は単なるオンライン化ではありません。

重要なのは、試験運営全体を見直し、以下を実現することです。

・運営コストを削減する
・受験者の利便性を高める
・採点・結果通知を迅速化する
・試験データを活用する
・不正を起こしにくい環境を作る
・試験の公平性と信頼性を守る

つまり、試験・検定のDX化は、効率性、利便性、厳格性を同時に高めるための取り組みです。

試験・検定の主要な3つの実施方式

試験・検定の実施方式は、大きく分けてPBT、CBT、IBTの3つがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、試験の目的や重要度、受験者数、運営体制に応じて選ぶ必要があります。

PBT|紙とペンを使う従来型の会場試験

PBTは「Paper Based Testing」の略で、紙の問題冊子や答案用紙を使って実施する試験方式です。

受験者を物理的な会場に集め、試験監督者が本人確認や試験中の監視を行います。学校の定期試験、大学入試、資格試験、検定試験、企業の採用試験などで長く使われてきた方式です。

PBTは、対面で監督できる安心感がある一方で、会場手配、印刷、配送、答案回収、採点、保管などの負担が大きくなります。特に大規模試験では、運営コストと人的リソースが大きな課題になります。

CBT|テストセンターなどの専用会場でPC受験する方式

CBTは「Computer Based Testing」の略で、コンピューターを使って受験する試験方式です。

一般的には、受験者が指定されたテストセンターに行き、会場に設置されたPCで試験を受けます。IT系資格、語学検定、民間資格、業務認定試験などで採用されることが多い方式です。

CBTでは、紙の問題冊子や答案用紙を使わないため、採点や結果管理を効率化しやすくなります。また、問題のランダム出題や選択肢シャッフルにより、問題流出や情報共有のリスクを下げやすい点もメリットです。

一方で、テストセンター利用料が発生し、会場の座席数や対応地域によって受験機会が制約される場合があります。

IBT|自宅や職場からインターネット経由で受験する方式

IBTは「Internet Based Testing」の略で、インターネットを通じて試験を配信し、受験者が自宅や職場などから受験する方式です。

受験者は自分のPCやスマートフォンなどを使って試験を受けるため、会場に移動する必要がありません。企業の採用試験、社内試験、研修後テスト、資格・認定試験、検定試験などで導入が進んでいます。

IBTの最大のメリットは、会場費や監督者配置などのコストを抑えながら、全国・海外の受験者にも対応しやすい点です。

一方で、受験者が私的空間で受験するため、本人確認、カンニング対策、替え玉受験対策、外部ツール利用防止などの仕組みが不可欠です。

PBT・CBT・IBTのメリット・デメリット比較

PBTのメリット・デメリット

PBTは、対面で実施できるため、試験監督者が受験者の様子を直接確認できます。本人確認や不審行動の発見がしやすく、受験者にとってもなじみのある方式です。

一方で、紙の問題冊子や答案用紙を使うため、運営コストが高くなりやすい点が課題です。会場費、印刷費、配送費、答案回収、採点、保管など、試験前後の業務が多く発生します。

特に、全国規模の試験や受験者数の多い検定では、会場ごとの運営品質を揃えることも難しくなります。

CBTのメリット・デメリット

CBTは、PC上で受験するため、採点・集計・結果通知を効率化しやすい方式です。問題のランダム出題、選択肢シャッフル、即時採点なども実施しやすく、紙試験よりも運営効率を高められます。

また、テストセンターで受験する場合は、一定の受験環境が整っており、本人確認や監視も行いやすい点がメリットです。

一方で、テストセンターの利用料が発生し、受験可能な地域や座席数に制約があります。受験者が多い場合や、全国・海外に対象者がいる場合は、受験枠の確保が課題になることがあります。

IBTのメリット・デメリット

IBTは、受験者が自宅や職場から受験できるため、会場手配や移動の負担を大きく減らせます。全国・海外の受験者にも対応しやすく、試験実施回数や受験枠を柔軟に設計できる点が大きなメリットです。

また、受験者管理、問題配信、採点、結果通知、ログ管理をオンライン上で一元化しやすく、運営側の人的コスト削減にもつながります。

一方で、受験者が私的空間で受験するため、PCカメラの死角、スマートフォン利用、第三者からの支援、生成AIや外部ツールの利用、替え玉受験などのリスクがあります。

そのため、IBTを導入する場合は、AI監視、複数カメラ、本人確認、画面監視、音声認識、録画・ログ取得などを組み合わせることが重要です。

IBT導入を阻む主な不正リスク

IBTは、試験・検定のDX化において大きな可能性を持つ方式です。しかし、多くの主催者が導入前に不安を感じるのが、不正リスクです。

ここでは、オンライン試験で想定される代表的な不正行為を整理します。

監視の目が届きにくい環境での受験

会場試験では、試験監督者が受験者の様子を直接確認できます。一方、IBTでは受験者が自宅や職場などで受験するため、周辺環境を完全に把握することは難しくなります。

たとえば、以下のようなリスクがあります。

・PC画面外にスマートフォンを置く
・机の上にメモや参考資料を置く
・画面外に第三者がいる
・外部モニターを接続する
・受験中に離席する
・周囲の人物から助言を受ける

PC内蔵カメラだけでは、顔や上半身は確認できても、手元や机上、横方向までは確認しにくい場合があります。そのため、PCカメラの死角を補う仕組みが必要です。

デジタルならではの不正行為

オンライン試験では、PCやインターネットを使うため、デジタル特有の不正リスクもあります。

代表的なものは以下です。

・別タブで検索する
・チャットツールで外部と連絡する
・生成AIに問題文を入力して回答を得る
・リモートデスクトップソフトで第三者に操作させる
・画面共有ソフトで問題を見せる
・スクリーンショットや画面録画で問題を保存する

特に近年は、生成AIの普及により、従来の「検索対策」だけでは不十分なケースが増えています。試験中の画面操作や外部アプリ利用を制御・記録できる仕組みが重要です。

替え玉受験・なりすまし

替え玉受験とは、本人以外が受験する不正行為です。

オンライン試験では、ID・パスワードだけでログインできる仕組みの場合、本人以外が受験するリスクが残ります。資格試験、採用試験、昇進試験、入学試験のように、試験結果が重要な判断に使われる場合は、本人性の担保が特に重要です。

替え玉受験を防ぐには、顔認証、本人確認書類の確認、試験中の継続的な顔検知、録画保存などを組み合わせる必要があります。

試験問題・解答の流出

オンライン試験では、問題画面の撮影、スクリーンショット、画面録画、受験済みの人から未受験者への共有などによって、試験問題や解答が流出するリスクがあります。

問題が流出すると、試験の公平性や認定価値が損なわれます。

このリスクに対応するには、以下の対策が有効です。

・問題プールの整備
・ランダム出題
・選択肢シャッフル
・画面キャプチャ制限
・複数カメラ監視
・画面監視
・録画・ログ取得
・一斉受験や受験期間の制御


人的コストを抑えながら「不正ゼロ」を目指す方法

オンライン試験で不正を完全にゼロにすると断定することはできません。しかし、技術的対策と運用ルールを組み合わせることで、不正を試みづらい環境を作り、不正の抑止・検出・事後確認を強化することは可能です。

ここでは、人的コストを抑えながら「不正ゼロ」を目指すための具体策を解説します。

AIによる常時監視・自動検知を活用する

大規模なIBTでは、すべての受験者を人間がリアルタイムで監視し続けるのは現実的ではありません。監督者の人数を増やすほど、運営コストも高くなります。

そこで有効なのが、AIによる常時監視・自動検知です。

AI監視では、受験中の映像や音声、画面情報をもとに、不正につながる可能性のある行動を検知します。たとえば、以下のような挙動を検知対象にできます。

・顔が画面から消える
・別人が映る
・複数人が映り込む
・長時間画面外を見る
・不自然な視線移動がある
・手元に不審な物体がある
・離席する
・第三者の声が入る

AIが不審な箇所を抽出すれば、運営者はすべての映像を常時目視する必要がなくなります。確認が必要な箇所に絞ってチェックできるため、人的コストを抑えながら監視品質を高めやすくなります。

ただし、AIは不正を自動で断定するものではありません。誤検知や見逃しの可能性もあるため、最終判断は録画やログを確認したうえで、人が行う運用にすることが重要です。

顔認証・本人確認で替え玉受験を防ぐ

オンライン試験でまず重要なのが、受験者本人であることを確認する仕組みです。

本人確認が不十分な場合、ID・パスワードを共有するだけで、第三者が受験できてしまう可能性があります。

替え玉受験を防ぐには、以下のような対策が有効です。

・受験前に本人確認書類を確認する
・事前登録写真と受験時の顔を照合する
・顔認証で本人性を確認する
・試験中も継続的に顔を検知する
・録画データを保存し、事後確認できるようにする

特に、資格試験、採用試験、昇進・昇格試験、入学試験などでは、試験結果が本人の評価や合否に直結します。そのため、受験開始時だけでなく、試験中も本人性を確認できる仕組みが望ましいでしょう。

複数カメラでPCカメラの死角を補う

C内蔵カメラだけでは、受験者の顔や上半身は確認できますが、手元、机上、PC横、スマートフォンの画面までは確認しにくい場合があります。

そこで有効なのが、PCカメラとスマートフォンカメラなどを組み合わせた複数カメラ監視です。

PCカメラで受験者の顔や上半身を確認し、サブカメラで手元や机上、周辺環境を確認できれば、以下のような不正を抑止しやすくなります。

・スマートフォンの使用
・カンニングペーパーの閲覧
・参考書の利用
・第三者の映り込み
・PC画面外での不審な操作

複数カメラ監視は、受験者に「周辺環境も確認されている」と認識させるため、不正の心理的抑止にもつながります。

画面監視・操作制御で外部ツール利用を防ぐ

オンライン試験では、試験画面以外のブラウザやアプリを使った不正が想定されます。

たとえば、検索エンジン、チャットツール、生成AI、画面共有ソフト、リモート操作ツールなどの利用です。

これらを防ぐには、画面監視や操作制御が有効です。

具体的には、以下のような機能を確認しましょう。

・別タブ・別ブラウザの制限
・外部アプリ起動の制限
・画面共有ソフトの検知
・リモート操作ツールの検知
・コピー&ペースト制限
・画面キャプチャ制限
・複数ディスプレイ接続の検知
・操作ログ取得

特に、生成AIを使った不正への対応では、PC画面内の操作だけでなく、手元のスマートフォン利用も含めて対策する必要があります。そのため、画面監視と複数カメラ監視を組み合わせることが重要です。

録画・ログ取得で事後確認できる状態にする

不正対策では、リアルタイム監視だけでなく、試験後に確認できる証跡を残すことも重要です。

たとえば、以下の記録があると、不正疑義や問い合わせ対応に活用できます。

・受験中の録画
・音声ログ
・PC画面ログ
・操作ログ
・本人確認記録
・AI検知ログ
・接続ログ
・受験開始・終了時刻

録画やログが残っていれば、不正が疑われる場合に客観的な確認材料として使えます。また、受験者から「通信トラブルで回答できなかった」「本人確認でエラーが出た」といった問い合わせがあった場合も、状況を確認しやすくなります。

録画・ログ取得を事前に明示することは、不正の抑止にもつながります。

AI+人によるハイブリッド監視で効率化する

オンライン試験の監視では、AIだけ、人だけのどちらかに依存するのではなく、AIと人を組み合わせる運用が効果的です。

AIが不審な挙動を検知し、確認が必要な箇所にフラグを立てます。その後、運営者が録画やログを確認し、最終判断を行います。

この体制により、以下のメリットがあります。

・すべての映像を人が常時見る必要がない
・監督者の人数を抑えやすい
・見落としを減らしやすい
・事後確認の証跡を残せる
・不正判定の公平性を保ちやすい

人的コストを抑えながら厳格性を高めるには、AIによる検知と人による最終確認を組み合わせることが重要です。

試験DXを進める際の導入ステップ

試験・検定のDX化を成功させるには、いきなりオンライン化するのではなく、試験目的や不正リスクに応じて段階的に設計することが大切です。

ステップ1:試験の目的と重要度を整理する

まず、対象となる試験の目的を明確にします。

たとえば、以下のように試験目的によって必要な厳格性は異なります。

・研修後の理解度テスト
・社内資格試験
・採用試験
・昇進・昇格試験
・資格・認定試験
・大学入試
・検定試験

理解度確認であれば、簡易的な本人確認やログ管理で十分な場合があります。一方、合否や認定結果が外部に影響する試験では、顔認証、複数カメラ、AI監視、録画・ログ取得などを組み合わせる必要があります。

ステップ2:PBT・CBT・IBTのどれが適しているかを判断する

次に、試験の目的、受験者数、実施地域、予算、必要な厳格性をもとに、実施方式を選びます。

PBTが向いているのは、対面監督を重視する試験や、デジタル環境の整備が難しい受験者が多い試験です。

CBTが向いているのは、一定の受験環境を確保しながら、採点や結果通知を効率化したい試験です。

IBTが向いているのは、全国・海外の受験者に対応したい試験、会場費や運営工数を削減したい試験、実施回数を増やしたい試験です。

ステップ3:不正リスクを洗い出す

実施方式を選んだら、想定される不正リスクを整理します。

IBTの場合は、特に以下を確認しましょう。

・替え玉受験のリスク
・スマートフォン利用のリスク
・カンニングペーパー使用のリスク
・第三者支援のリスク
・生成AI利用のリスク
・外部アプリ利用のリスク
・問題流出のリスク
・通信トラブルのリスク

リスクを洗い出したうえで、それぞれに対応する機能や運用ルールを決めることが重要です。

ステップ4:必要な監視・本人確認レベルを決める

試験の重要度に応じて、本人確認や監視レベルを決めます。

たとえば、以下のようなレベル分けが考えられます。

試験の重要度

想定される試験

推奨される対策

研修後テスト、小テスト

ID・パスワード、簡易ログ

社内資格、社内検定

本人確認、録画、ランダム出題

採用試験、昇進試験、資格試験

顔認証、AI監視、複数カメラ、画面監視

最高

入試、重要資格、外部認定試験

厳格な本人確認、複数カメラ、AI監視、画面監視、音声認識、録画・ログ確認


このように、すべての試験に同じ厳格性を求めるのではなく、試験の重要度に合わせて最適な対策を選びましょう。

ステップ5:受験者向け案内と運用ルールを整備する

オンライン試験では、受験者への事前案内が重要です。

以下の内容をマニュアルやFAQで周知しましょう。

・推奨環境
・ログイン方法
・本人確認の方法
・カメラ・マイクの設定
・サブカメラの設置方法
・使用禁止物
・試験中の禁止事項
・通信が切れた場合の対応
・不正が疑われる場合の確認フロー
・問い合わせ先

監視機能が充実していても、受験者がルールを理解していなければ、当日の問い合わせやトラブルが増えます。技術と運用ルールをセットで整えることが大切です。

ステップ6:リハーサルを実施する

本番前には、必ずリハーサルを実施しましょう。

運営担当者が管理画面や監視画面を操作し、受験者側でもログイン、本人確認、カメラ設定、試験開始、解答、終了までの流れを確認します。

リハーサルでは、以下をチェックします。

・受験者が迷いやすい操作はないか
・カメラやマイクは正常に動作するか
・サブカメラの設置方法は分かりやすいか
・同時アクセス時に問題がないか
・問い合わせ対応の流れは明確か
・不正検知ログを確認できるか

本番に近い条件で確認することで、試験当日のトラブルを減らせます。

ステップ7:実施後にログ・問い合わせ・検知結果を分析する

試験後は、結果だけでなく、運営データも確認しましょう。

たとえば、以下を分析します。

・受験完了率
・問い合わせ件数
・通信トラブル件数
・AI検知件数
・不正疑義の件数
・再受験対応の件数
・受験者アンケート
・問題ごとの正答率

これらを次回以降の試験運営に活かすことで、試験DXの品質を継続的に高められます。

オンライン試験システムを選ぶ際のチェックポイント

本人確認・顔認証に対応しているか

オンライン試験では、受験者本人が受験していることを確認できる仕組みが必要です。

本人確認書類の確認、顔写真照合、顔認証、試験中の顔検知などに対応しているかを確認しましょう。

複数カメラで手元や周辺環境を確認できるか

PCカメラだけでは、手元や机上の不正を確認しにくい場合があります。

スマートフォンなどをサブカメラとして使い、手元や周辺環境まで確認できるかを確認しましょう。

AI監視で不審な挙動を検知できるか

大人数の試験では、すべての受験者を人の目だけで監視するのは負担が大きくなります。

AIによって、離席、複数人の映り込み、視線移動、物体検知、顔の不一致などを検知できるかを確認しましょう。

画面監視・操作制御に対応しているか

検索、生成AI、チャットツール、画面共有、リモート操作などを防ぐには、画面監視や操作制御が重要です。

別タブや外部アプリの起動制限、コピー&ペースト制限、画面キャプチャ制限、複数ディスプレイ検知などに対応しているかを確認しましょう。

録画・ログを保存し、事後確認できるか

不正疑義や問い合わせ対応には、録画やログが重要です。

映像、音声、画面、操作ログ、AI検知ログ、接続ログなどを保存できるか、保存期間や閲覧権限を設定できるかを確認しましょう。

受験者の負担が大きすぎないか

不正対策を強化する一方で、受験者の準備負担が大きすぎると、問い合わせや離脱につながる可能性があります。

専用ソフトのインストールが必要か、PCとスマートフォンだけで受験できるか、事前設定が分かりやすいかを確認しましょう。

導入前後のサポート体制があるか

試験DXでは、システム機能だけでなく、運用支援も重要です。

導入前の要件整理、受験者案内、リハーサル、本番当日のサポート、試験後のログ確認まで、どの範囲を支援してもらえるかを確認しましょう。

試験方式別の比較表

PBT、CBT、IBTの特徴を整理すると、以下のようになります。

実施方式

主な特徴

メリット

デメリット

向いている試験

PBT

紙と会場で実施

対面監督しやすい、受験者になじみがある

会場費・印刷費・採点工数が大きい

入試、伝統的な資格試験、大規模一斉試験

CBT

テストセンターでPC受験

採点・結果通知を効率化しやすい、受験環境を揃えやすい

会場利用料、座席数、地域制約がある

IT資格、語学検定、民間資格

IBT

自宅・職場からオンライン受験

会場不要、遠隔受験対応、運営コスト削減

本人確認・不正対策が必要

採用試験、社内試験、資格・認定試験、検定試験

 

不正対策方法の比較表

対策

防ぎやすい不正

メリット

注意点

顔認証・本人確認

替え玉受験、なりすまし

本人性を確認しやすい

本人確認ルールと事前説明が必要

複数カメラ監視

スマートフォン利用、手元のメモ閲覧

PCカメラの死角を補える

カメラ設置方法の案内が必要

AI監視

離席、複数人、視線、物体検知

監視工数を削減しやすい

誤検知前提で人の確認が必要

スマート入試で試験・検定のDX化を支援

2つのカメラとAI監視で不正を抑止・検出

スマート入試は、2つの監視カメラとAIによる不正監視機能を提供するオンライン試験監視システムです。

オンライン試験では、PCカメラだけでは手元や机上、周辺環境まで十分に確認できない場合があります。スマート入試では、PCカメラに加えてスマートフォンカメラを活用することで、PCカメラの死角を補い、不正の抑止・検出を支援します。

PCカメラの死角や生成AIを使った不正にも対応

IBTでは、PCカメラの死角にスマートフォンや参考資料を置く不正、生成AIに問題文を入力して回答を得る不正などが想定されます。

スマート入試は、複数カメラ、AI監視、画面認識、音声認識などを組み合わせることで、オンライン試験特有の不正リスクに対応しやすい仕組みを備えています。

AI検知により試験監督の負担を軽減

従来のオンライン試験監視では、監督者が受験者の映像を常時確認する必要がありました。しかし、大規模試験では、すべての受験者を人力で監視するのは現実的ではありません。

スマート入試では、AIが不審な挙動を検知し、確認が必要な箇所を抽出できます。これにより、試験監督者はすべての映像を常時見続けるのではなく、必要な箇所を重点的に確認しやすくなります。

人的コストを抑えながら、不正の抑止・検出・事後確認を強化できる点が大きなメリットです。

入試・採用試験・昇進試験・資格検定に対応

スマート入試は、大学入試、企業の入社試験、昇進・昇格試験、資格試験、認定試験、検定試験など、重要度の高いオンライン試験に活用できます。

試験・検定のDX化では、単にオンラインで受験できる環境を作るだけでなく、試験の公平性と信頼性を守る仕組みが必要です。

スマート入試は、不正対策を重視したオンライン試験監視システムとして、さまざまな試験運営を支援します。

受験者・主催者双方の信頼獲得につながる

試験・検定の価値は、公平に実施されているという信頼によって支えられています。

オンライン化によって利便性が高まっても、「不正が起きやすいのではないか」と思われてしまえば、合格や認定の価値が下がる可能性があります。

スマート入試のように、本人確認、複数カメラ、AI監視、画面認識、録画・ログ確認を組み合わせた仕組みを導入することで、受験者にも主催者にも納得感のある試験運営を実現しやすくなります。

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まとめ|試験・検定のDX化は、コスト・利便性・厳格性のバランスが重要

試験・検定のDX化では、PBT、CBT、IBTの特徴を理解し、自社・自組織の試験目的に合った実施方式を選ぶことが重要です。

PBTは対面監督しやすく、従来から多くの試験で使われてきた方式ですが、会場費、印刷費、配送費、採点工数などの負担が大きくなります。

CBTは、PC受験によって採点や結果通知を効率化しやすい一方、テストセンターの利用料や座席数、地域制約が課題になることがあります。

IBTは、自宅や職場から受験でき、会場運営や人的コストを大きく削減しやすい方式です。一方で、本人確認、カンニング、替え玉受験、生成AI利用、問題流出などへの対策が欠かせません。

人的コストを抑えながら「不正ゼロ」を目指すには、以下の対策を組み合わせることが重要です。

・顔認証・本人確認
・複数カメラ監視
・AI監視
・画面監視・操作制御
・音声認識


6分でわかる! オンライン試験サービス「スマート入試」紹介資料

スマート入試はPCカメラの他にスマートフォンのカメラを第二のカメラとして活用し、7つのAIを駆使することで不正抑止効果を飛躍的に高めたオンライン試験システム/不正監視システムです。 スマート入試のサービスの概要や料金プランを知りたい方は、まずこちらの資料をご覧ください。

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